2011年7月10日日曜日

震災支援ミニレポート9


今日は宣教デーでした。
スライドを見ながら、被災地支援に関わった2つの団体の報告を聞きました。

その1
 
CRASH(Christian:クリスチャン/Relief:救援/Assistance:協力/Support:支援/
Hope:希望)

大治GCで英会話ミニストリーとして働いているSさんがこの団体でボランティアとして奉仕しています。
3月27日~4月2日には仙台・福島出奉仕をしていました。
2回目は5月19日から。
また、6月にも行ってきました。

仙台では、仙台孤児院に行きました。
ここでは、Sさんの奥さんが高校時代に、同じように救われてクリスチャンになった友人が、牧師夫人として遣わされていました。
ここにガソリンを届け、物資を運びました。

Sさんはアメリカにいた頃、原発で電気技師として働いていたこともあるので、福島に対する熱い思いがあります。
福島ビックパレットという、ドーム球場のような施設があるのですが、ここには、福島から2000人もの人々が避難してきていました。
富岡町という、福島第2原発の町から避難してきたのです。
本当は6月末までには避難所から出なければならないのですが、実際にはまだ600人ほどがそこで生活しています。

食事のときは、2、3時間は並んで待たなければなりません。
3月ごろはまだ雪の中。
今は30℃を超す暑い中で、被災者の方たちは並びます。
小さいお子さんのいる方は、ずっと子どもを抱きっぱなしで肩がパンパンに張っています。
福島グレイスコミュニティーチャペルでは、赤ちゃんを抱くというサポートをしています。
食事に並ぶ時、お風呂に入る時、赤ちゃんを抱いてあげることが大きな援助になるのです。

福島第1バプテスト教会です。
この教会は、建物を流されてしまったので、県内の別の教会で集まっています。
Sさんは、様々な避難所へ支援に行きますが、他の避難所と教会とでは雰囲気が違うといいます。
辛い中でも、神さまの希望がそこにあるからです。
ここの方たちも原発に関わっている片が多く、今も原発で働いています。
奥さんがクリスチャンで、ご主人はまだという方がいました。
この方は、教会で避難しているうちに、神様を信じ、聖書を手に原発で働いています。

栃木那須高原ベースです。
よく教会のキャンプで使われる施設ですが、今CRASHが6ヶ月間借りて、ベースにしています。
Sさんはここで、洗濯機の修理などをしました。

ビックパレットではキッズ英会話も行っています。
そこで高校2年生の学生さんに出あいました。
その子は英語が大好きなのですが、すべてを津波で流されてしまい、英語の辞書が欲しいと言っていました。
辞書を贈ると、とてもうれしそうにしていました。

アジア農業学院です。
ここでは外国人が農業を学んでいます。

床張りや支援物資を運ぶのを手伝っています。
海外からもたくさんの支援物資が届きます。
実は避難所にはかなりたくさん物資は集まっています。
避難所からはもうすぐ出てかなければならないのですが、そこに被災者がいる限り、物資は避難所の被災者優先です。
自宅避難の方たちなどに、個人的に渡すことはできないのです。
また、海外からの物資の場合、日本人の口に合わない物もあるのです。
そうして、賞味期限が迫っている物資が堆積しているという現状もあります。

また、避難所で食料を配るのも大変な人出がいります。
たとえばラーメンにしても、そのまま配るわけにはいきません。
キャベツをきざみ、大鍋で煮て、器によそって配らなければなりません。
しかも、配給を受ける被災者は何時間も並ばなくてはならないのです。

福島グレースコミュニティーでは、仮設住宅に移った方たちに、自転車、家電などを提供するボランティアをしています。
最初は数人でしたが、今は100人以上のリストがあります。
郡山の町は大きな町で、大型店舗もいくつもあって、一見すると平常の生活をしているように見えます。
そのため、いろいろなボランティア団体が来ても、
「ここは大丈夫」
と素通りして、もっと北の仙台などに行ってしまいます。
しかし、ここでも困難な生活をしている方たちはいます。
仮設住宅に入ると、もう支援物資を受け取ることはできません。
食べ物、電気、水道、全てを自分で払わなければならないのです。
でも、多くの人は職を失って、収入がありません。
政府から100万円、支給されましたが、それだけでは長期的に生活していくことはできません。

今回の災害はあまりにも大きすぎて、人の力では焼け石に水の状態です。
へりくだって、祈るしかありません。
海外からも、神さまからも、助けていただかなければいけないと思います。

Sさんは、8月11日~20日に、また福島に行きます。
どうぞお祈りください。


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